ブログ写真を転売オク出品に無断転用されたお話。

ブログ運営関連
02 /10 2016

このブログに掲載されている写真を無断で使用したヤフーオークションへ出品があることを、Twitterのフォロワーさんからのダイレクトメッセージで知りました。

この記事はことの顛末とその対応を記録することと、当該の出品者が私やその関係者ではないことを明確にするために執筆しました。結果として私は出品者をアカウント凍結に追い込むこともなく、出品者から謝罪を受けることもなく、写真の取り下げを成功することもなくブロックされ、完全敗北な結果に終わりましたので、転載されて困った人の対処マニュアルとしてはあまりに不十分であることは最初にお断りしておきます。

※ユーザーIDを含む、すべてのヤフオク利用者が閲覧可能な情報に関しては修正せずに掲載します

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連絡をうけさっそく当該の出品を確認してみると、ブログ名を示す署名もそのままに1枚目の商品画像として掲載されていました。いつもご覧頂いている方はご存知かと思いますが、この署名は昨年12月19日以降にretroletra.comにアップしたほぼすべての写真の右下に機械的に挿入しているものです。

オートサロン2016記念モデル「NISMO R34 GT-R Z-tune Proto」』と題された出品で、オークションページの表示から2016年1月18日 09:06開始であることがわかります。転載元に当たるレトロレトラの記事『東京オートサロン2016開催記念トミカプレミアム NISMO R34 GT-R Z-tune Proto.』は2016年1月17日 00:10より公開しており、掲載からわずか33時間ほどでこうして転載されていたことになります。16日の朝から幕張へ行き、ルールを守って入手し、オートサロンから帰宅し眠たい目をこすりながら、いちはやく皆様に届けようと思って撮ってアップした写真がこう使われてしまうのかぁと思うと残念でなりません。

この写真の使用に関して出品者から事前に連絡や相談は一切ありませんでした。また言うまでもなく出品者は私やレトロレトラの関係者ではありません。



何がそんなに気にくわないのか

私はこの写真そのものを販売したり、オークション出品などをしているわけではないので、レトロレトラ内の写真を無断で第三者が使用して商売に使っても私自身に金銭的損失が発生することはありません。目くじらを立てて通報したり、出品者を糾弾したりする労力がもったいないくらいかもしれません。ですが、今回のケースは以下にあげる3点においてどうにも黙って見過ごす気にはなれませんでした。


・転売目的の出品である
当該の出品はオートサロンが終わった翌日に行われ、商品は開封すらされていません。開始価格も定価(800円)の倍以上である2000円となっています。こういったことから差額で利益を出すことを目的に購入し出品していると考えて構わないでしょう。

レトロレトラでは昨今のトミカ博や86Styleなどでの限定トミカの転売目的での買い占め騒動を踏まえ、「本来その場で買えたはずの欲しかった人たちに渡りにくくなっている現状は問題である」といった考えのもと、転売目的での購入については否定的な立場をとっています。

転売目的での購入を支持しないブログの写真が、転売目的でのオークション出品に無断で使用されたことはあまりにも皮肉的で、不愉快でした。

私が確認したところ「オートサロン トミカ GT-R」など、このトミカプレミアムをオークションで購入しようと考える人の多くが打ち込むであろうキーワードでヤフオク検索の上位にヒットします。パッケージの黒っぽい写真が並ぶ中で、この白背景で接写撮影したトミカの写真はとても目立ちます。検索結果の中で目立つことは出品者の利益に直結しますし、間接的にも出品者が利益を得ることに私の写真が貢献してしまったとしたら......。考えたくもありません。



・署名がそのまま掲載されている
「レトロレトラ」自体は一般に認知されたメジャーなサイトではなく、無名な弱小ブログです。全てのオークション利用者がそういった誤認をするとは考えていませんが、この出品で初めて「Retro Letra」の署名を見た人がいればレトロレトラを転売業者の社名と思うかもしれません。逆にこのブログを知っている方が、出品者=レトロレトラの中の人と勘違いするかもしれません。

「趣味で買ったミニカーを紹介しているといいつつ、アップしたあとは転売しているのか」などと読者に誤解されれば、retroletra.comや、筆者(管理人)の名誉そのものが知らぬ間に傷つけられてしまう恐れもあります。金銭の絡むこういった取引において、まったく関与していないブログの名前が表示されていることは問題があると感じます。もちろん、出品者が転載する際に画像加工で署名を消せばよかったなどという話ではありません。



・落札者の不利益
そもそも現物をみて状態を確認できないネットオークションにおいて、商品写真は入札や落札をする人にあたえられる重要な判断要素の1つです。特にミニカーなどのコレクターアイテムでは、傷や箱の歪みなど、状態が重視されることも多いため同一商品であっても実際に送られてくる商品と違う個体の写真が掲載されているのは入札者の不利益にもつながります。


出品発見後にやったこと

ネットにアップした以上、こういったことはやむをえないことではありますが、だからこそ自分で対応出来ることはやってみようと私自身がとった対応は次のとおりです。


1.SNSアカウントでの読者への周知


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まず、中の人のTwitter(レトロレトラのアカウントで公式RT)とレトロレトラFacebookでいつも見てくださっているみんさんに向けて情報を発信し、出品者が私ではないことを明確にしました。





2.転載元記事トップへの告知の掲載

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TwitterやFacebookで告知や、このあと行うオークション運営への通報に際して、告知や通報をしている者がブログの管理人本人であることを証明するため、転載元の記事のトップにピンクの枠でくくったお知らせ文を掲載しました。




3.オークション運営会社への違反出品報告

ヤフオク!には、ルール違反の出品を運営会社に通報する制度があります。公式Q&Aでは、違反出品を見つけたときの通報方法が次のようの紹介されています。

商品ページの画面下部に表示される「違反商品の申告」から、もしくは、ガイドラインに違反すると思われるオークション報告フォームからご連絡ください。



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簡単なのは「違反商品の申告」の機能で、どういった違反なのか近い項目にチェックを入れて送信するだけ。今回はガイドライン違反を根拠に申告しました。根拠としたものはガイドライン11項において、他者の権利侵害を削除対象と規定している点です。

他の利用者など第三者の権利を侵害したもしくは侵害するおそれがあると判断した場合には、利用者に通知することなく、直ちに該当するオークションを削除する権利を保有するものとします(ヤフオク!ガイドラインより)




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(画像はイメージ。実際に使用した文面の掲載は控えます)

個別に記述して訴えたいことがある場合は「ガイドラインに違反すると思われるオークション報告フォーム」を使用します。オークションIDと、問題点を記入する欄があり、複数のオークションをまとめて違反申告することも可能です。事情と、自分が写真の権利者であること、さらに申告者が権利者本人であることを運営の方に確認してもらえるように記事冒頭に挿入したお知らせ文を確認してほしい旨を書いて送信しました。


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申請に対してヤフオク運営から個別に返信があることはありません。結果として今回は運営に相手にしてもらえず、強制削除には至りませんでした。たくさんの通報があるので私のようなどうでもいい者からの通報はスルー対象なんでしょうね。笑




4.出品者にお伺いしてみる

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数日たち運営から対処してもらえる気配がないので、質問欄から出品者に接触を図ってみました。いきなり「私が転載元の管理人ですただちに削除しなさい!!」と強気にでてもしかたないので遠回しに使用写真について確認してみました。私自身に心当たりはありませんが、なんらかの形で事前にご連絡頂いていたり、私の何らかの表現が著作権を放棄していると誤解させている可能性もないとは言えませんから。


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2日間たっても返答がもらえなかったので、表現を改めて、今度は明確に自分が写真の撮影者本人であることを明言し、削除の要求をしました。良心のある出品者ならこれで解決かと思ったのですが、やはり無視を続けられました。残念。


オークション終了


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私の質問も無視され続け、オークションは無事に終了時間を迎えました。定価の3倍以上の値段。大儲けですねおめでとうございます。終了後に画像が消えたのを確認しましたが、これは出品者が自ら削除したのか、終了時に自動で消える機能を利用していたのか判別できません。オークション終了後に写真を消されても、何の意味もないので消せるのにわざと消さなかったんだぞと自らアピールされているようで尚更気分が良くありませんね。

なおヤフオクの質問欄は、出品者が回答しない限り質問内容も一般に公開されないので、私が出品者に接触したり、警告したことは落札者を含めだれも気づいていなかったはずです。質問無視した者勝ちなんです。



そしてブロック


最後に私は出品者よってブラックリストにいれられたようです。SNSでいうブロック状態で、この人の出品に入札や質問ができません。ただし、見えなくなるわけではないので、他の画像転載している出品をいまでもチェックできます。
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質問に最後まで気づかなかっただけかなぁ?とも思いましたが、そうではなかったとこのことで確信しました。


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改めてレトロレトラの方針を明確に


最後に今回の一件に関連して、いくつか改めてご理解いただきたいことをまとめて。


・画像の転用について
当ブログ内に掲載されている写真は、未熟な技術と、簡易な設備で撮影した、作品として高く評価されるほどのものではないことは重々承知しております。が、そんな拙い写真であっても、1枚1枚、そのアイテムのかっこよさ、楽しさなどが読者の皆様によく伝わるようにと構図や光の当て方などを考えて撮影しています。

したがって、レトロレトラに掲載されている全ての写真や動画、およびそれに準ずるものを著作権法で許容されている範疇を超えて無断で使用することは固くお断りします。1度インターネット上に写真をアップする以上、転載のリスクが消えないことは理解していますが、権利を放棄する意思がないことを明確にすることに意義があると考えています。

何らかの形で転用することをご希望の方は、コメント欄もしくはTwitter経由でご相談いただければと思います。



・コレクションの譲渡、販売、トレードについて
当ブログで紹介するアイテムは売買を目的に入手するものではありません。記事本文中に特別な記述や募集がある場合を除いて、掲載アイテムを無償有償に関わらず読者の方にお譲りすることはありません

また、レトロレトラ名義でネットオークション等にコレクションを出品することも決してありません




・転売、買占め行為について
ネットオークション等での転売は、そこに行くことができない人が入手する手段として、ある意味で有効な手段であることは客観的な事実として否定できません。が、転売時の差分で得る利益を目的に、その場に欲しくて来た人たちが買えなくなるような極端な個数の買い占めや、1人1回限りとルール化された会計をなんども並び直すことで繰り返そうとする悪質な転売、買占め行為に賛同することはできません。

なんとも曖昧な概念にはなってしまいますが、情報解禁日を守らない新商品情報同様に、コレクターやファンとしての「マナー」が守れない行動は強く非難されるべきであると思います。



その他レトロレトラの基本方針等は「このブログについて。」という記事にまとめて以前より掲載していますので、ご一読いただければ幸いです。





結果、このGT-Rの件に関しては、上のようにストレルフルな数日間を一人で勝手に過ごしただけで、全く解決することもなく、悪意のある出品者をぎゃふんと言わせることもできない完全敗北でした。一言ごめんなさいといって写真を消す簡単なことができない人にちょっかいを出したこと自体がもう私の負けなんでしょうね。


実はちょうどこのGT-Rの転載がわかったのとほぼ同じ時期に、とある自治体の新聞用に写真提供依頼があり快諾しました。把握できないところで望んでない使い方をされることと、把握できたところで使われるのではやっぱり抱く気持ちが全然違いますね。

こだわりを平気で踏みにじる人がいること、運営会社は一般人の相手をしてくれないこと、すぐに気づいて知らせてくれる読者がいること、いろいろな機能やサービスがあること。勉強できたことも多かったので良い機会だったんだなぁとポジティブにとらえることにします。


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