初代iPhoneと10代目iPhoneを見比べる。

iPhone
09 /20 2016

今月発表・発売されたiPhone 7でiPhoneシリーズは10代目になりました。昨年の6sのときにも似たようなツーショット記事をアップしていますが、記念すべき10年の節目ということで改めて最新モデルと初代を見比べてみましょう。

今回比較するのは2007年1月に発表された初代iPhone(以下iPhone2G)と、2016年9月に発表されたiPhone 7。「初代iPhone」というと日本で最初に発売されたiPhone 3Gを思い浮かべる方も多いですが、ここでの初代とはそれより前に登場した日本未発売モデルです。

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まず背面。左上にカメラがあって、Appleロゴがあり、iPhoneのロゴがあり、下に小さい文字が並ぶ。基本的なデザイン構成は全く変わっていません。素材はポリカーボネートを使った3G,3GS,5cやガラスを使った4,4sなど、様々なモデルが登場してきましたが、5以降は再びアルミ製ボディに回帰しました。今回のiPhone 7では6,6sの外観上の不満点と言われたアンテナ(いわゆるDライン)が目立ちにくいデザインに改められ、金属の一枚板に見える美しいデザインにまとまりました。

2Gの本体下部の黒い部分は金属ではなくプラスチック製。背面の全てを金属製にしてしまうと安定した電波感度が確保できなくなってしまうそうなので、2Gのツートンカラーは当時のAppleにとってデザインを犠牲にする苦渋の決断だったのかなぁ。もしかしたらこれがオシャレだと思ってやったのかもしれないけど。

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最新の技術をもってしてもフルメタルボディは難しいようで、iPhone 7でも目立ちにくいながら上下に樹脂製のアンテナが設けられています。しかし、2Gと7をこう見比べてみると初代iPhoneの時にAppleが本当にやりたかった背面デザインは、(完璧とは言えないかもしれませんが)約10年の時を経てようやく完成したと言えるのではないかなと思えてきます。結局ブラックを買った筆者が最後までシルバーと迷ったのは、この2Gのデザインとの関連性を見出していたからです。(この比較写真はApple表参道の展示機をお借りして撮影しました。)

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前面。上側に受話スピーカー、真ん中に大きなタッチパネル、下に丸いホームボタン。こちらも基本的なデザイン構成は全く変わっていません。

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初代からずっと前面に設けられているホームボタン。iPhone4の時に2度押しでアプリ切り替え・iPhone5の時に3度押しでAssistiveTouchの起動・iPhone5sの時に指紋認証などなど、時代とともに様々な機能が加えられ、今ではたった1つのボタンでできることがとっても多くなりました。

iPhone 7ではついにホームボタンが物理的なボタンではなくなり、擬似的な押し込み感を伴うタッチセンサーに変更されました。繰り返し押されることが原因の破損や、ボタンの隙間から浸水する心配がなくなりました。

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初代iPhoneからずっとかわらなかった「スライドしてロック解除」が、iPhone 7にプリインストールされているiOS10から「ホームボタンを押してロック解除」に変更されました。iPhoneに限っていえば、iPhone 5とiPhone 5c以外のiOS10対応デバイスはすべてTocuhIDに対応しているので、多くのユーザーはすぐに違和感なく新しい操作に適応できると思います。

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iPhone 7では初代からこれまで当たり前にずっとあった「イヤホンジャック」が廃止されました。iPhone 4までは本体上部、iPhone 5以降は本体下部に設けられていた小さな穴。調べてみるとこれは19世紀に電話交換機のために開発されたとても古くからある規格だそうでフロッピーディスクやらCDドライブやらUSBやらを片っ端から切り捨ててきたAppleとしては自然な流れなのかもしれません。

もちろんこれでオーディオプレーヤーとしての機能がなくなったわけではなく、iPhoneでの音楽鑑賞はBluetoothを使うか、(変換させるか対応機器を買うかして)Lightningにイヤホンを接続する方法をAppleは提案しています。私自身も現状では付属の変換アダプタを噛ませるなどして使いやや不便を感じているので、近いうちにBluetoothレシーバーを購入してみようかなぁと考えています。

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左側面に設けられたサイレントスイッチとボリュームスイッチ。若干のデザインの変更こそあれ、機能や操作方法は全くかわっていません。ホームボタンが消えた今となっては、こちらもいつ消えてもおかしくなさそうですが、手探りでも操作できるサイレントスイッチは個人的にとても気に入っているのでどうかこのまま残して欲しいなぁと思います。

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iPhone6以降で右側面に移動された電源ボタンはiPhone7でも踏襲。場所の変更は本体の大型化に伴った措置です。使い方は初代から何も変わっていません。

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「30ピンDockコネクタ」から新規格の「Lightning」に変更されたのはiPhone5のとき。登場からもう4年経ち、すっかりと使い慣れてしまいましたね。 今回のイヤホンジャック廃止で本体下部がすっきりとし、2Gに近い見た目になりました。

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今では当たり前になっているFaceTimeカメラも初代にはなかった装備。iPhoneへの採用は4からです。

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iSightカメラ。位置こそ変わらないものの中身は劇的に進化を遂げています。一つの指標として画素数を比べると2Gが200万画素、7が1200万画素。2GにはLEDライトも、動画撮影も、連写も、ズームも、手振れ補正も、オートフォーカスもついていなかったので、2つを比べるとカメラ技術の進歩とは別にAppleのカメラに対する考え方の変化を伺うことができます。7買ってから天気の悪い日が続き2Gと撮り比べができていないので、2Gのカメラ性能がどんなもんだったかは6sとの比較記事のものをご覧ください。

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ホーム画面。iPhone 7(iOS10.0)と、iPhone 2G(iPhoneOS 3.1.3)での比較です。10年経って、iOSにいろんな機能や操作が増え、本体のサイズが変わっても、左詰めで四角いアイコンがならぶホーム画面の基本構成は全く変わりませんでした。ドックの概念や、バッテリー残量、時計などの位置も変わっていません。

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3GSまでは背面に容量が書かれていました。私のもっている初代iPhoneは16GBモデル。当初4GBと8GBしか設定がなく、16GBモデルはあとから追加されました。

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iPhone 7は32GB・128GB・256GBの3モデル構成。できることが増えて、撮った写真のサイズも大きくなって、必然的に大容量モデルが求められるようになっていったのでしょう。私の今回購入したiPhone 7は中間の128GBモデル。

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下部のiPhoneロゴ部分。ロゴしたの大人の事情な表記はモデルによって様々ですが、7ではFeliCaが使える日本専用モデルが登場した関係で「総務省指定」という日本語が入ったことが話題になっていますね。

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厚み。iPhone 2Gが11.6mm、iPhone 7が7.1mm。とっても薄くなり、持ち歩きやすくなりました。

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3.5インチだったディスプレイは4.7インチまで大きくなりました。同時発売の7 Plusは5.5インチ。今見ると初代がとってもコンパクトに感じますが、当時はこれでも「携帯としてはデカすぎる」と評価する人が多かった気がします。


ご存知の通り、今回のiPhone7から防水仕様になりました。アウトドアでバリバリ使えるよ!! というものではありませんが、突然の雨とか、飲み物をこぼしてしまったとか、そういったアクシデントでヒヤヒヤする必要はなくなりそうです。



最後にiPhoneを初めて発表したジョブズの映像を。


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ずっと好きで買い続けているiPhone。改めて最新モデルと見比べてみると、時代とともに進化し、変わっていく部分がある一方で、10世代経っても全く変わっていない部分もたくさんあることがわかりました。だからこそ私はずっとこれに魅了され続けているのかなと思います。また10年後、私はまたiPhoneを見比べているのでしょうか、それとも全く想像がつかないほどに世界が変わっているのでしょうか。今後の進展が楽しみです。
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