R-12 8の字ポイントレール 【ゼロから始めるプラレール】
tadatchi

今回は8の字ポイントレール。凹凸の向きの異なるLとRの2本組です。
おことわり:この記事はプラレールビギナーな筆者が学んだことを記録、整理することを目的としています。内容に関してはどうぞ温かい目でお付き合いください。レイアウトは走行に問題ないことを確認した上で掲載していますが、レールの寸法上の正確さに関しては考慮しておりません。

パッケージ。

裏から。

まず大原則の使い方として、名前の通り「8の字レイアウト」を作ることができます。曲線レール8本を使った円が2つ重なり合った状態。

8の字ポイントレール同士を組み合わせると、円を重ねた時に重複する曲線レール4本と同じ形になります。


この8の字レイアウトでは、片側の円だけを周回する走行と、

8の字を描いた走行とをポイントの切り替えによって選択することができます。

進行方向を向いて奥側のポイントの切り替えることで単円周回と8の字周回がかわります。自動で切り替わりはしないので、連続して8の字走行させるためには通過するたびにポイントを替える必要があるためちょっと忙しい。
8の字ポイントレールの活躍の場は8の字をつくるときだけではありません。

たとえばターンアウトレールを使って作ったこんなレイアウト。

このレイアウトでプラレールを左回りで走らせた場合、直進するか

曲がって手前の円に入るかをポイントの切り替えで変更できます。曲がるか直進かを切り替えることで、進行方向が変わったと言えなくはないですが、広い目で見るとどちらも最初にレールに車両をのせた時に決まった左回りの走行に限られています。車両に触れずに右回りに変えることはこのレイアウトでは絶対にできません。

そこでこのレイアウトの直線レールを

ターンアウトレールにさしかえて

曲線2本を

8の字ポイントレールに差し替えます。

たったこれだけで左回りでスタートした車両が

中央を抜けて

回って

右回りに。車両に手を触れずポイント切り替えだけでプラレールの進行方向をかえることができるようになりました。もちろん、逆にポイントを切替えれば同じ原理で右回りから左回りに変えることも可能です。
このターンアウトレールと組み合わせて進行方向を変える方法は、以前ご紹介したUターンレールを組み込んだレイアウトでの悩みを解決するのにも活躍します。

わかりやすいようにシンプルに接続したレイアウトで。

左回りで周回していたプラレールをポイント切り替えでUターンレールに誘導。

戻ってくると右回りに!

右回りになったはいいけど、これでは二度とUターンレールに自力で入れない...!! Uターンレール組み込んだ意味がない......。

そんなときに8の字ポイントレールとターンアウトレールを足せば、Uターンレールをうまく活用して右回り左回りを自由に切り替えられるレイアウトに早変わり。無事に解決です。
シンプルな形状のレールながら、かゆいところに手がとどく便利なレールでした。ターンアウトレール同様、使うとレイアウトにポイント部分が増えて動きの自由度が増すのが嬉しいですね。また大きなレイアウトを作って遊ぶことがあったら積極的に組み込んでみたいと思います。
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