トミカJr.が5年ぶりに復活! ホンダ インサイト (パープル)
tadatchi

タカラトミーアーツが作っているカプセルトイ用の小さなトミカ。「トミカジュニア」シリーズ。最近は目立った新商品のリリースがありませんでしたが、今月リリースの新作ガチャとして復活。公式サイトによると5年ぶりだそうです。
今回はGT-R、プリウス、CR-Z、インサイトの全4車種×2色ずつ。気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回の4車種はどれも新金型ではなく、2010年にリリースされた金型を再使用しています。とはいえ全て新色なので過去に購入したことがあっても全く同じものがでることはないのでご安心を。
5年ぶりの復活で価格は200円から300円に。最後にトミカJr.がリリースされた当時は本家トミカは360円(現在は450円)だったことを考えると妥当な価格変更だと思います。
さて、試しに一回まわしてみた結果がこちら。

ホンダ インサイト (パープル) 言わずと知れたホンダのハイブリッドカーですね。もちろん本家トミカでも登場しました。ヘッドライトやバンパーのウインカー、フロントエンブレムなどしっかり再現。再現具合は本家トミカに劣らない水準です。

うしろから。ホンダエンブレムが再現されていますが、厳密に実車と比較すると場所が違う...。まぁ大目に見ましょうか。

横から。特徴的なインサイトの形状をうまく捉えていると思います。

タカラトミーアーツからは類似のシリーズとして「ポケットトミカ」がリリースされていますが、「トミカ Jr.」の方が上位ブランドの位置付けです。その違いを決定的に象徴する点の1つに内装の再現があげられます。

本家トミカ同様にインパネやシートを透明な窓越しに見ることができます。ポケットトミカに内装の再現はなく窓はグレーのベタ塗りです。

ボディは本家トミカ同様に亜鉛合金製。ずっしり、ひんやりとしていて、手に取った時の印象も樹脂製のポケットトミカとは大違い。ホイールもメッキ調になっていてよりトミカらしいです。

大きくは動かないので写真で伝えるのは難しいですが、本家トミカに倣ってサスペンション機構も再現。

裏から。

ポケットトミカ(右)と並べて。インサイトはポケットトミカででていないので、最近入手した86がゲスト出演。サイズ感も近い2種類ですが、車種の差を考慮してもジュニアのほうがわずかに大きめかな。亜鉛合金と樹脂、材質が全く違うのも見た目でなんとなくわかりますね。

前述の通りポケットトミカは内装の再現はなく窓がベタ塗り。リアル志向で比較するならこの差は大きい。
※筆者の稚拙な文章では誤解されそうなのでフォローしますが、ここではトミカJr.が上位ブランドであることを説明するためにポケットトミカを引き合いに出しています。ポケットトミカはポケットトミカで程よいユルさがあって、それがまたかわいらしくてとても魅力的です。1/120スケールクラスの派生トミカで、リアル感を求めるならトミカJr.、トイ感を求めるならポケットトミカといったかたちでうまく切り離してみていただけるとよいかと思います。

本家のトミカと並べて。グリル部分の印刷など若干違いは見られますが、基本的には名前のとおり「トミカ」の「ジュニア」といった感じですね。

横から。手頃なサイズ感であることが伝わりますでしょうか。
今回のリリースは、トミカより小さいサイズのミニカーが好きな私にはとても嬉しい復活でした。
300円ガチャってきくとなんとなくハードルが高い気がしてしまいますが、先に述べた通り5年前と比べて本家トミカが90円値上がりしていることや、それより廉価な作りのポケットトミカが200円ガチャでリリースされていることも考えると、このクオリティで300円なら別に文句ないかなぁというのが買ってみて触ってみた印象です。
今回は全車種再録なので車種的に目新しさはありませんが、これを機に完全復活を遂げて新金型をひっさげた新作が登場したら積極的に回しに行きたいと思います。タカラトミーアーツの御担当者様、86とうちのヴィッツ(私得)のトミカJr.化お願いします!笑
Tomica Jr. Honda Insight
メーカー:タカラトミーアーツ
ブランド:トミカJr.
スケール:推定1/120前後
製造国:中国
入手状態:新品
参考入手価格:300円
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