トミカのセレナの金型が変わっていた。
tadatchi

トミカ No.94の日産セレナ。2016年8月の発売からおよそ6ヶ月がたった今、金型の変更が見つかったのでご紹介します。

これが初回生産品で

こっちが2017年1月生産品。

これが初回生産品で

こっちが2017年1月生産品。
勘がいい方はもうお気づきですね。

左側にあった給油口が

右側に変更されました。

今回の金型改修は「トミカの給油口が実車と逆の面についている」という、ある意味致命的な造形ミスを修正するためのもの。「気になる人にとってはすごく気になる点」がついに正しい状態に改められたのです。このセレナのトミカは実車とほぼ同時にリリースをするなど、かなり気合いをいれて企画されたトミカだっただけに、タカラトミー的にもこのミスをずっと放置するわけにはいかなかったのでしょう。

ひっそりとトミカに修正が入ったのは今回が初めてではありません。過去にいくつもこういった例が存在します。代表してすぐ比較が用意できた三菱 グランディスをついでにご紹介。製造時期の違う2台のグランディスはぱっと見同じですが...

裏返すとマフラーの位置が逆になっています。これも実車に合わせての変更だったそうです。たかがトミカ、されどトミカ。こういった手直しや改良がしっかり行われるのはとっても好感が持てますね。

既に半年間、給油口左セレナが大量に市場に出回っているので「給油口が左側にあるセレナの市場価値が跳ね上がる」という心配はあまりない気がしますが、これからは基本的に給油口右セレナが売り場に並ぶことになるので、必然的に給油口左モデルは入手が難しくなっていくでしょう。バリエーション集めの楽しみの1つとして、気になった方は持っていないバージョンのセレナをゲットしてみてはいかがでしょうか。お店に迷惑にならない範囲でブリスターパッケージのものをチェックしてみると見つけやすいかなと思います。
参考。今回入手した給油口右セレナの製造刻印はA1017でした。
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