トミカ No.46 トヨタ 86
tadatchi

今月の新車「トヨタ 86」をご紹介。2月に行われた実車の発表会にトミカの試作品が展示されていたということで大きな話題になったトミカです。それから4ヶ月...ついに手に取れる日がやってきました。
※この記事は、「2012年6月にレトロレトラがあったら」というテーマで2012年6月の新車のレビューを2017年2月24日に執筆したものです。

まずは通常品から。実車で言うところのライトニングレッドです。

86はトヨタとスバルの共同開発によって誕生した最新のFRスポーツカー。2009年の東京モーターショーに出品されたFT-86 Conceptの市販モデルにあたるクルマで、昨年(2011年)の東京モーターショーでワールドプレミアされました。トヨタ車としては5年ぶりのスポーツカーです。

「多くのファンに愛され育まれた、AE86(カローラレビン/スプリンタートレノ)のようなクルマ」を目指して開発されたFT-86の市販モデルは、大胆にも「86(ハチロク)」と名付けられました。賛否が分かれる気もしますが、クルマのコンセプトを明確にすることと、親しみやすく感じさせることにはぴったりなネーミングだと思います。

横から。美しい王道のクーペスタイル。サイドウインドウのデザインは2000GTをモチーフにしたんだとか。こういう逸話を聞くともっと好きになりますね。

正面から。ライトやグリルだけでなく、ウインカーやフォグランプまで丁寧に再現されています。ギミックがなかったり、サイズが小さかったり、塗装が省かれたりとコストカット感が隠しきれなくなっている最近のトミカの新車(※2012年のつもりで執筆しています)にしては珍しく、非常に完成度の高い仕上がりとなっています。

後ろから。クリアテールはシルバー塗装で表現。リアの小さなトヨタマークまで再現されているのにはちょっと感心しました。

フェンダーに取り付けられた86エンブレムは「水平対向エンジンのピストン」をモチーフにしているんだそうです。よく見ると右側のエンブレムが左右反転してしまっています。のちの生産分で修正されるかな?

上級グレードGT Limitedの特権であるリアスポイラーも別パーツで。

左右ドア開閉。ギミックがあるだけでとっても楽しい。

内装の再現もバッチリ。

裏から。

いつかは本物を...。


初回特別カラーはシルバー。実車で言うところのスターリングシルバーメタリックです。

元気いっぱいな通常品のレッドとは対照的に大人っぽい雰囲気があるシルバー。これはこれでかっこいい。

シルバーのトミカというと、ライトすら塗られていなかった2月の新車「プリウスα」が思い出されて身構えてしまいますが、今回の86はライトもテールもしっかり塗装されていました。よかった。

シルバーは陰影がはっきりするので、ボディデザインを楽しみたいならぴったりなセレクトですよね。

まえ

うしろ

上から。


裏から。

赤いトヨタのスポーツカーを集めて。86が新たなスポーツカーカルチャーを築いてくれると信じて、応援していきたいと思います。

通常品と初回を並べて。

今回は初回特別カラーが好みかなぁ。オレンジメタリック86と姉妹車のBRZのトミカ化にも期待したいです。
86と交代でオデッセイが廃盤になります。
参考情報元:『トヨタ・86』- Wikipedia / 『トヨタ 86(ハチロク)新型車速報』- オートックワン / 『トヨタの新型スポーツカー「86」がデビュー』 - webCGトミカ No.46 トヨタ 86
メーカー:タカラトミー
ブランド:トミカ
スケール:1/60
ギミック:サスペンション/左右ドア開閉
入手状態:新品
発 売 日 :2012年6月
納 車 日 :2012年6月
標準価格:360円+tax
入手価格:360円+tax
記事分類:新商品レビュー
※発売日や標準価格の情報は参考程度にお楽しみください。入手価格は相場を保証するものではありません。
(レトロレトラでは参照資料の正確性は保証いたしません)
※この記事は、「2012年6月にレトロレトラがあったら」というテーマで2012年6月の新車のレビューを2017年2月24日に執筆したものです。
後期86のレビューはこちら。BRZの記事も書き直しました。こちらです。
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