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おじいちゃんとの思い出。トミカ No.106 トヨタ プリウス

tadatchi

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※以前ほどではないですが、またちょっとしんみりした空気になる記事です。ご注意ください。

昨年7月末、(当時の記事、でもちょっと触れていますが)私がずっと楽しみにしていた86Styleの当日に、母方の祖父が静かに天に旅立ちました。人生で初めて身内の死に直面した母方の祖母の時は、悲しみを受け入れる手段の一つとして「RX-8のトミカを通じで気持ちをひたすらに綴った記事」をアップし、多くの方に読んで共感と慰めのお言葉をいただきましたが、それ以降は毎回身内に不幸があるたびにブログがしんみりするのは止めようと思い、取り立てて記事を書いたりしようとしていませんでした。そんな中ですが、昨日遺品整理している実家の両親から「おじいちゃんとの思い出」を思い出させるトミカが手渡されたので、記憶と記録を留めておくために簡単に写真だけ載せておきます。普段のミニカーレビュー記事と趣旨が違うので、あえて埃をかぶったままのトミカを撮りました。時間のある方だけお付き合いください。


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2代目のトヨタ プリウスのトミカ。今でこそ見慣れて平凡なデザインに見えますが、当時は先進的なスタイルで、先進技術の塊であることを象徴するような、その名に相応しいデザインに見えたものでした。そんな2代目は祖父の人生3台目のマイカーとして、私に取ってとても馴染みのある車です。

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プリウスは話題性の高い車種ということもあって、トミカもしっかり登場しました。2004年3月の第3土曜日に発売したものなので、当時の私は小学4年生ですね。昨日私の手元に戻ってきたこの「埃をしっかりかぶったプリウスのトミカ」は、かつて発売日当日に「浦和の伊勢丹」に買いに行って、その足で「おじいちゃんの車がトミカになったよ!」と興奮気味にプレゼントとして私が手渡しで贈ったトミカでした。おじいちゃんは以来ずっと晩年まで、このトミカを神棚の隣に飾り続けてくれていました。

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ということで、埃をかぶって微妙に日焼けしたこのトミカの姿が、16年近い時間の流れを物語っているのです。ずっと飾ってくれていて、おじいちゃんの側に居続けたことの証拠なのです。そう思うとすぐに綺麗に磨くのがもったいなく感じられてきますよね。

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発売日に買いに行ったので初回特別カラーのブルーも手に入る状況でしたが、おじいちゃんの愛車プリウスはブロンズだったので、比較的色が近い通常品のシルバーをあえてチョイスして贈りました。

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埃はかぶっていてもギミックは健在。しっかり開きました。

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裏側。

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おばあちゃんとの思い出のトミカの横に、おじいちゃんとの思い出のトミカが並びました。そういえば前夜にタイミングよく夢に出てきた祖父母。夢の中で何を話していたか覚えていませんが、プレゼントが今日あるぞと伝えにきてくれたかなと思ったりします。

モノに思い出が染みつくので、モノを手放せないのは私の悪いところでもありますが、そのおかげでこうやって思い出をカタチに変えて手に取れるのですから、これはある意味幸せなことでもあるんだなぁと改めて認識させられました。もうモノを手放せない癖は治らないと思うので、ポジティブに活用できればいいなと思います。

取り留めのない記事になってしまったので、最後は祖父が亡くなった翌日に書いた記事の文章を引用してこの記事を締めたいと思います。

最期まで頑固で、それでいて孫には甘い、厳しくて優しいおじいちゃんが大好きでした。いま改めて心から敬愛の念を贈ります。病床で最後まで戦い抜いたおじいちゃんが今、安らかでありますように願います。




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