【新商品レビュー】ロングトミカ No.129 宇部興産 ダブルストレーラー
tadatchi

今月のトミカの日に発売になったロングトミカの新作「宇部興産 ダブルストレーラー」をご紹介します。ロングトミカは写真を撮るのが面倒なのでスルーしていましたが、みんなが絶賛しているのを見て欲しくなってしまった私...。思っていた以上に良い出来ではないかと気づいた時には近所では既に売り切れ続出。いろんな玩具売場を渡り歩いてやっと1つ買ってくることができました。

今回トミカになった「宇部興産 ダブルストレーラー」は、山口県にある「宇部興産」のセメント工場敷地内にある、31.94kmにもおよぶ日本一長い私道「宇部興産専用道路」を1日10往復する働くクルマ。「セメント原材料である石灰石や中間材料のクリンカーを輸送」しています。日本の法規制の都合で公道は一切走れない、工場の中だけで働く特殊なトレーラーです。

宇部興産のプレスリリースによれば、実車のサイズは「全高約3.6m、全長約34m」で、一度に最大88tの材料を運ぶことができるとのこと。超巨大でロングトミカでモデル化するのに相応しいクルマの一つだと思います。タイヤは片側9輪の18輪構成。ダミーは含まれず本当に回転するお馴染みのトミカタイヤで再現されています。

サイズ感の目安にトミカの標準的なサイズ(1/60スケール)のGRスープラを並べるとこんな感じ。ダブルストレーラートミカの全長が19cmだそうなので、全長だけで電卓を叩くとおよそ1/179スケールといったところでしょうか。

ロングトミカの箱のは通常ロングトミカ同じ横幅。箱と並べてもこの迫力です。

見ての通り、そのままでは箱の中に入りきらないので、写真の様に連接部分で3分割された状態でパッケージに封入されていました。器用に入っていたのでこのあと綺麗に箱に片付けられるだろうかちょっと心配です。笑

連接部分は2箇所あるのでグニャグニャと複雑な動きをしながら走ることができます。

トミカのベースとなっているのは最新型のいすゞ ギガ。ヘッドライトやグリルがしっかり塗られているのがグッドポイント。ISUZUのロゴも忘れずに再現。全体的にコストがかかってそうなトミカなのに顔周りに手抜きが見られてないのはすごく嬉しいです。

後ろから。3.6メートルある車体の上に登れる様に梯子がかかったデザインをしていますね。登るだけでも一苦労そう。リアにも「UBE」ロゴがプリントされています。

ヘッドのギガは新規金型モデル。ダブルストレーラーの全体的な縮尺のバランスに合わせて適切なサイズに調整されています。同じ車種のはずの「いすゞ ギガ ダンプカー」と比べるとこんな感じ。スケールを統一していないトミカだからこそできる自由な作りです。ギガのトミカはいろんな縮尺のものがあるようなので気になる方は研究してみてください。一言で言えば「ギガは概念」です。


俯瞰して。

裏側。

パッケージ。

嬉しい実車解説付き。
実車については宇部興産の公式プレスリリースにしっかり書かれているので参考にしてみてください。
宇部興産 ダブルストレーラー
メーカー : タカラトミー
ブランド : ロングトミカ
識別番号 : 4904810146932
スケール : - - -
ギミック : 連接部可動
入手状態 : 新品
発売年月 : 2020年9月
納車年月 : 2020年9月
標準価格 : 900円+tax
入手価格 : 900円+tax
記事分類 : 新商品レビュー
※上記情報は参考程度にお楽しみください。
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